STEP7.8 英会話に文法は大事?

中学1年生メイン(小学生も参加)のSTEP7。STEP6までの学習形態と並行して、”文法”という点からこれまでの学習要素の復習も行っています。

STEP1〜6では、中学2〜3年生までの文法はおおよそ網羅していますが、いわゆる学校で学ぶような”英文法”的な説明はしません。しかし、自然とルール(文法)は感覚として身についているもの。曖昧に覚えていた文の構造を整理することで、正しい英語を身につけていきます。

一般動詞

今回学習したのは、”一般動詞”。例えば、washといえば”wash your hands”だったり、”wash the dishes”だったり、wash+それに続く単語まで塊で言うことからスタート。これまでの復習になるテキストなので、当然ながら子どもたちからサクサクとフレーズが出てきます。

例えば中学から学校で英語学習をスタートした場合、同じようにフレーズは出てきません。「washは洗う」という意味。そこでストップしてしまいます。

「単語を単語だけでは覚えないようにする」ことは、小さい頃からずっと意識して取り組んでいること。

今回復習した一般動詞を使って、なるべく長い文を作成することを宿題としました。→I always wash my hands before dinner.のような。

絵カード、文字カードを使って、フレーズを素早く言うゲーム。こういうカルタのような活動、小さいころはちょこちょこやったけど、最近は全くやっていなくて本当に久しぶり。大きくなっても盛り上がるもの。笑顔の時間。

presentation

一般動詞を使って、動物を紹介するスピーチを行いました。STEP3は週に同じ内容を3クラス行います。最初のクラスではシンプルに”プレゼンする”でしたが、次のクラスでは少しプレゼン形態を変えて…最終クラスではクイズ形式のプレゼンとなりました。

いつも「はい、今度はこの内容でプレゼンね」なんて、子どもたちに軽く言っちゃいますが…こうして今、落ち着いて考えてみると、STEP6からSTEP7のプレゼン内容がグッとレベル上がっています。きっと大変な部分あるだろうけど、その負荷は必ずみんなを成長させてくれます。

そして、発表内容が濃くなったことで、友達の発表を聞くこともより楽しくなりました。

英語でうまく表現できず悔しかった部分を日本語で解説してくれる子もいました。子どもたちが興味、関心を持っている内容をシェアするのも大切な時間。

書く力を伸ばす

上述した内容で感じてもらえるかもしれませんが、STEP7は”書く”レベルを一気にあげていきます。
中学1年生が多いので、学校の英語学習を通して書く力はグングン伸びます。そこをうまく利用して、sunnyの英語も書く力を強化。

テキスト課題のプレゼン、ワークブックの課題アレンジ、そしてそろそろ始めたい英語日記、などなど…書く課題がとても多くなります。

ちょうど今英検3級にチャレンジしている子が多いので、3級の課題である”英作文問題”も力をつけてくれます。STEP7が終わるころ、どれくらいの”書く力”がついているか、とても楽しみです。

“書く”時間はとっても静か。集中する子どもたちを見ていると、成長感じます。小さかったころのあのはしゃぎっぷり…懐かしい!

努力があってこその成長

こうして書くと、「必ずそうなれるのね」と捉えられがちですが、もちろん前向きに”取り組んだ人”限定です。

「(宿題を)忘れてた」を毎週繰り返す子は…それなりの結果が待っています。時間はみんなに平等。同じ時を過ごしてその結果…取り戻すのが容易ではないほど差が出ないために、小さな積み重ねを怠らないようにしてほしいと願っています。

私にできることは、そんな想いが伝わるように工夫することのみ。私ももちろん頑張ります。子どもたちも、1日1日を大事に頑張ってほしいです。



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